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日比EPAによる外国人看護師・介護福祉士の受け入れの現状について

jimutyoです。久しぶりの連続記事更新でなぜか緊張しています(笑)

早速ですが、昨日の記事に書きましたように
日比EPAによる外国人看護師・介護福祉士の受け入れの現状について
現時点での現場の状況を知りたいと思っております。

ご存知の範囲で構いません。もしご協力いただけるようでしたら
コメントを残していただければと思います<(_ _)>

頂いたメールを一部加筆修正しご紹介いたします。


 ここから

突然のメール失礼いたします。
大学で社会環境について研究している4回生です。
この度、卒業論文作成に当たり

「日比EPAによる外国人看護師・介護福祉士の受け入れ」について
研究を進めています。

現在、他の国の外国人看護師受け入れ状況と日本の制度を比較し
問題点を見出そうとしているところなのですが、日本の制度について
分かりづらい点が多く、もし教えていただける事があればと思い
失礼ながらメールをさせていただきました。

具体的には

A日本の医療施設で外国人看護師を雇用する際の手続きといいますと
 どのような順序を得なければならないのでしょうか?

 受け入れ施設の方から外国人雇用の希望があるのでしょうか?
 もしくは人材派遣業者から雇用して欲しいとの依頼が持ち込まれる
 のでしょうか?


B外国人看護師を斡旋している人材業者は政府により特定された業者のみ
 しか行えないのでしょうか?

 外国人看護師・介護福祉士受け入れに関して日本の医療施設・業者を
 通じた事務手続きの具体的な仕組みはどのようになっているのでしょうか?


まことに不躾ではございますが、お答えいただける範囲でお返事を
いただければ幸いです。

 ここまで


大変丁寧なメールの内容だったこと、またEPAに関しては
個人的に興味を持っていたテーマでしたので、私の分かる範囲で
お答えしようと考えましたが

現場を離れてかなり時間が経ってしまい、現在の動向や状況を
私自身把握できていないこともあり、お答えいただける範囲で
広く情報提供を求めてみようと考えた次第です。


記憶が曖昧になっておりますが、私が理解している範囲では

・2007年に受け入れ自体はスタートしているが
 受け入れ条件の細部にわたっては現在も協議は続いている

・フィリピン国内での看護資格は保有しているが、日本での職制は
 介護スタッフとして働き、また看護師の必要人員にカウントは出来ない

・医療機関側は厳しい経営環境の中で低コストで質がいい労働力は欲しているが
 職員間のコミュニケーション、言葉の問題に関しては慎重にならざるを得ない

・看護協会(日本政府公式要求?)が要求している条件が厳しすぎると
 フィリピン政府は強い不満を頂いている


■医療・看護の質を確保するためのフィリピン人看護師受け入れ4 条件

1日本の看護師国家試験を受験して看護師免許を取得すること
2安全な看護ケアが実施できるだけの日本語の能力を有すること
3日本で就業する場合には日本人看護師と同等以上の条件で雇用されること
4看護師免許の相互承認は認めないこと

■フィリピン人看護師の受け入れは、日本の看護師不足を解消するため
 ではなくあくまでも2 国間の貿易交渉の問題である

■フィリピン人看護師に対する職場環境の整備・支援が重要である
1日本語研修機関や職業斡旋機関の公的機関への一元化
2労働条件・環境整備、日本での生活の相談や支援など

などの諸問題を抱えているのが実情で、調整が難航したまま?
ような理解をしています。

ですので、私からは

両国間政府の利害関係、
また、看護師不足とはいえ潜在看護師の掘り起こしができていない点、
安価な労働力として期待せざる得ない厳しい経営環境の高齢者医療・介護の現実

こういったもろもろの問題の調整が難航し両国ともに消極的な状況で
今後の動向を見守っている状況・・

つまり、受け入れも何もほとんど進んでいない状況で、
特定の業者等々もまだ決まっていないのではないでしょうか・・・


ぐらいまでしかお答えできない状況です・・

ただ私は"今"の生の状況や動向が分かっておりませんので、
上記に間違いがある可能性が高いですし
既に進展、進行している点もあるかと思います。


ということで、
もし日比EPAによる外国人看護師・介護福祉士の受け入れの現状について
お答えいただける範囲で構いませんのでコメントをお寄せいただけますと
私としても幸いです。


どうぞよろしくお願い致します<(_ _)>
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コメント

お忙しい中、ご丁寧な記事を書いていただいて本当にありがとうございます!!
私の情報では、フィリピン人看護師・介護福祉士の受け入れについては、当初2006年からでも開始を見込んでいたところ2007年に延期し、更にそこからも日本−フィリピン政府間の議論が進まず停滞していると思われます。
どこだったか忘れてしまいましたが新聞の記事によると、フィリピンとの議論が停滞した今、インドネシアからの外国人受け入れが先に進むかもしれないとのこと・・・。

↓次に分けて書きます↓

一応、日本側の雇用調整は国際厚生事業団、フィリピン側の派遣調整はPOEAが行なうようになっているみたいなのですが、
フィリピンには多くの人材紹介業者が存在していてPOEAがしきると言っても、国内ではそれぞれの人材紹介業者が動くことになるとは思うんです。
それに日本に関しても、看護・介護分野の人材育成・派遣を行なっている民間業者が多く存在するので、それらが動くことになると思うんですが、
なんせ受け入れの実態がないもんでそこんとこの仕組みが分からないのです・・・。

なにせ勉強不足なもので、説明も上手くできないのですが、有力な情報よろしくお願いします!

ニシダさま


コメントありがとうございます。
それから中々情報集まらず申し訳ありません。

以前のように頻繁に更新をしていないもので
アクセス自体が少なく目にされている方が少ない事と
ニシダさんが言われているように協議が座礁し
その後の進展も難航しており、現場にも情報が少ない
という事が原因だと思います。

トップページに情報の呼びかけをしています。
中々集まりにくいとは思いますが、これでしばらく
様子をみさせていただければと思います。

<続く>

<ニシダさんへのコメント続き>

前職の同僚にこの件について聞いてみたところ
やはり、双方政府の利害関係の調整が難航していて
話が進んでいない様子でした。。

・日本側が要求する厳しい条件
・医療現場が求める低コストで質の良い人材

に対して

既に医療・介護分野での海外派遣で実績のある
フィリピンとしては、国・労働者ともにわざわざ
厳しい条件の日本への派遣に関しては難色を
示している。。

ニシダさんが書いておられるとおりですね。。

これから先は私個人の憶測で正確な情報でない
可能性も高いのですが・・

全勤務先でフィリピンからの看護師の研修?見学?
の受け入れを行った経緯があるのですが
その仲介は医療・介護とはまったく別のビジネスで
フィリピンと接点を持っている地場の一般企業から
のオファーでした。

<続く>

<ニシダさんへのコメント続き>

オファーを受けたのが2年ぐらい前だったと記憶して
いますが、将来のビジネスチャンスを見越して先手
で動いていたように思います。

ただ、正式にスタッフとして雇用したわけでもなく
受け入れ自体の仕組みの情報は残念ながら分かって
おりません。

現時点での正確な状況は最終的には行政
(厚労省管轄?)の担当者をたどって行く事になる
のかもしれません。。

お力になれず申し訳ありません。
もうしばらく待ってみましょう。

実情としては、あちらの方々は英語が堪能ですので、条件が厳しく、新たに日本語を習得しなければいけないという悪条件を避けて、良い人材はアメリカを中心に流れてしまっているようですね。

パサーさま


コメントありがとうございます。
言葉の壁というのはやはりあると思います。

フィリピン側の視点に立てば
その壁を乗り越えて日本に来るならばそれ相応の
メリットを国も労働者も考えるのは当然ですし

日本側の視点に立てば
安く質の良い労働者であれば国籍関係なく
迎え入れたい現場と、優先順位の高い難問を多く
抱えている中でより慎重に動きたい国の考えも
理解できます。

それを押してでも行うべき理由があるのであれば
誰かがリーダーシップを取って多少強引にでも
推し進めるしかないですし、将来的には
そういった力が必要になる時も来るように
個人的には思ってはいます。

・・・でも難しい問題ですね。
ほか要素も俯瞰して見れると違った見方も出来る
かもしれませんが、今持ち合わせている材料では
これぐらいが精一杯です。。

いろいろありがとうございます!

私も個人的に大学教授などでこの手の研究をしている方の意見を伺ったところ、
フィリピン人が日本に来て、国家資格を取得することの難しさはある程度予想されたものという見方もあるようです。
要するに資格を取っての正規の就労は難しいだろうけど、3年、4年の上限つきの流動的な労働力が手に入る点で、日本にとって都合よく労働力が使えちゃうんだとか。
逆に国家資格が取得できるほどの優秀な人材であるならそのまま日本で就労して欲しい。

・・・続き・・・

研修・技能実習や日系人という形で、実質的単純労働者が日本に受け入れられている問題と同様に、
「資格取得のための研修」という形で一時的な労働力が確保できると言うところに、
日本政府のずるさがあるのではないか・・・との意見もいただいています。
確かにEPAで提示されている条件を見ると大変厳しいもので、日本での国家資格を取るのは難しいのではないかと思いますが、入国前の前提条件をクリアすれば日本国内で研修と言う形の労働ができることを考えれば・・・。
とりあえず状況が進みそうにないのでなんとも言えないですね;

お久しぶりです。先日は個人的な卒業論文の作成に協力してくださって本当にありがとうございます。
(ブログの記事と内容が関係なくなってしまってごめんなさい・・・)
一応のところ論文は1月末にまとめて提出し、明日、大学の卒論発表会で発表します。
事態が進展していないことで具体的かつ有効な情報を集めるのが困難だったのですが、
他大学でこの手の研究をされている教授の方にあたってみたり、外国人ケアワーカーの育成・派遣事業を行なっている民間会社の方にメールにて情報を提供してもらったり、総合病院で看護師向けのアンケートを行なったりして情報を集めることができました。
いきなりの無謀なお願いに協力してくださったjimutyoさんに心から感謝します!

ニシダさん

コメント遅くなってすみません。

卒論発表うまくいったでしょうか?


こちらこそ、あまり力に慣れなくて申し訳なく思っています。

なかなか更新できませんが
今回の件、新しい情報などありましたら
またご連絡いただけると幸いです。

自分も勉強になりました。
ありがとうございました。

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