療養病床の削減枠を緩和 5万床を上乗せし20万床を存続させる
というニュースが出てきました・・
厚生労働省は現在約36万床ある療養病床
(慢性疾患の高齢者が長期入院する病床)の削減を2012年度末に
15万床まで減らす計画を大幅に緩和し5万床を上乗せした
約20万床を存続させる方針を固めた。
というものです。
水面下では進んでいた話なのかもしれませんが
このニュースを見たときは正直目を疑いました・・
今までろくに現場の実情も把握せず療養病床削減を強行してきた
厚労省が一転して削減枠緩和へ方針を切り替えてきたというのは
一体どういった理由があったのか?
今回の緩和の理由が
将来の高齢者の人口の伸びを考慮していなかった。
ということが理由というようなコメントがありますが
俄に信じがたいコメントです。
聖域に切り込むための最後のオプションとして当初から用意されていた
ものかもしれませんし、国の埋蔵金のような話かもしれません。
5万床削減が緩和されたからといって今後の経営が安泰というわけではありませんが
これまで散々振り回された挙句の結果がこれならば、何のための制度改革なのか?
どういうビジョンを持ってどうすすめたいのか?私には分からない
難しい話のようです・・
政府管掌健康保険の国庫補助肩代わりとは中身は異なりますが
政・官の迷走で振り回される状況が今後も続いて行くならば
掲げられたビジョンは絵に描いた餅として見るしかなく
病院も、医療も、介護も、そこで働くスタッフも
来るべき時に備え、自ら生きる術を磨いていくしか道はないのでしょうか・・・
どんな業界でも、急速な変化にも柔軟に対応し、すばやく決断、行動できる力は
必要なことですから、自らコントロール不可能な事ばかりにフォーカスを当てすぎて
動けなくよりも、今できることに集中して行く
と自らに言い聞かせつつ、今後も見守っていきたいと思います。
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まだまだ足りません。単純に私は思います。
将来の高齢者人口の読み間違い?(これも嘘でしょう。)濃沼教授も1昨年来から申しております。
やはりゴールドプランの骨格を崩さず、考えるべきと思いますが。勝手なことばかり言っては逃げる厚労省、その将来の責任はどこにあるの。
投稿者: 医療従事者 | 2008年01月07日 10:09